じぶんが作品を作るときにどういう考え方をしてるか、2017年10月現在の考え方を記していく。

じぶんの作品の作り方は「予防線をはる」だ。
作品がつまらなかったというのが一番きついので、
真面目なだけの作品は書かない。必ず笑いを入れる。
ギャグ一辺倒なのは書かない。客にウケないと地獄だからだ。
なので、「メッセージ性のある真面目な作品にちょいとユーモアを入れる」というのが、わたしの作品の基本だ。

で、だいたいメッセージ性ってのは反戦だの平和だの人とのつながり、愛だの
道徳の教科書のようなお堅いものである。
観客も「まぁ、大事だよね。そのメッセージ」って感じで受け取って、寝る頃には忘れている。
だから、最後にはシックスセンスみたいな大きなオチや仕掛けを作っておく。
ちりばめた伏線をドドッと回収するのもいい。

まとめると
「伏線がたくさん用意され、ところどころユーモア、コメディがあり、最後に大きなオチのあるメッセージ性のある真面目な作品」というお子様ランチ、幕の内弁当みたいなものが、わたしの作品なのだ。

こうすれば、観客の感想は
「伏線がすごかった」
「ギャグがおもしろかった」
「深いメッセージ性のある作品だ」
「最後のオチにびっくりした」
のどれかになるはずだ。
もちろん、つまらないという言葉も出るが、
「あそこはつまらなかったけど、オチがすごかったよね」という感想が期待できる。
伏線、ユーモア、メッセージ性、オチ
この4つの予防線を全部はれば、0点の作品にはならないはずだ

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